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建てては崩す日々

思ったことや心にもないことをボンヤリ綴る日記です。

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世界の半分

 肩が痛くて眠れやしねぇぜ。

 さて、腐女子について考えてた時に気付いたんですけど、人類の半分は女性なんですよねぇ。
 いや、何を今更と思うかもしれませんが、創作する時って意外とこの当たり前の事実を忘れがちなんですよ。マジで。
 日本の小説って、悲しいかな客の絶対人数が少ないです。英語圏では百万部売れてせいぜい並みレベルの作家で、大物は数千万部を余裕で売るという現実がそれを物語ってます。
 残念ながら、欧米とは文化も言語体系も違う日本では、一部の例外を除いて基本的に海外への小説輸出はあまり望めません。
 そんな日本の小説。その中でも比較的読まれる人数が少なく、単価も安いライトノベルにとって、男女の垣根というのは低けりゃ低い方がいいはずです。
 実際に、一時代を築いた作品って男女ともに一定数のファンがついてたんですよね。
 スレイヤーズ、オーフェン、ブギーポップ、キノの旅、マリみて、フルメタ、ハルヒ。
 時代を築いたライトノベルといえばこの辺りがパッと思い浮かびます。共通点はヒロイン格の女性キャラクターが皆一様に強いことです。
 いわゆる捕らわれのお姫様タイプのキャラって女性から見ると非常にウザイらしいです。
 でも、男性ならわかるかと思いますが、捕らわれのお姫様って書くの楽なんですよね。捕らわれてるわけですから相対的に描写減らせるし、とりあえずメソメソさせてりゃいいんですから。
 結局のところ、捕らわれのお姫様って主人公への景品です。人というよりモノに近い。
 さて、そんなモノみたいなキャラに、女性は感情移入してくれるでしょうか?
 読者はキャラと自分に共通点を見い出せば見い出すほど自然に感情移入します。性別というの共通点がある以上、女性読者が多少は感情移入しようとしてしまうのは間違いないでしょう。しかし、そこに描かれているのは人というよりモノ。モノに感情移入なんて出来るわけなく、むしろ感情移入を阻害された女性読者はストレスさえ感じてしまうのでなないでしょうか。
 では、女性にとって魅力的な女性キャラクターってどう書けばいいのでしょうか?
 以前、フルメタの作者がインタビューか何かで、その答えのヒントになりそうなことを言っていました。
 フルメタには二人のヒロインがいるのですが、作者自身を投影したヒロインは女性ファンに受けがよく、作者の理想を反映したヒロインは男性ファンに受けがいいそうです。
 これはなかなか興味深いですね。
 作者の理想の女の子。理想ってのは自分にとって都合の良いものですから、理想を反映したキャラクターは作者がしてほしいと考えた行動ばかりをとる言えるのではないでしょうか。
 それに対して作者自身を投影したキャラクターは、作者が自分ならこうすると思った行動をとるキャラクターになるはずです。
 両タイプのキャラクターには主体性の度合いに大きな差が生まれるのは間違いないでしょう。
 男性の理想通りにしか動かないモノ的なキャラクターと、自分で動く人間的なキャラクターとでは、より感情移入しやすいのは後者でしょう。
 となれば、女性にとっても魅力的な女性キャラを書く方法は、なにも難しく考えずに男性キャラを書くのと同じように書けばよいということになります。
 ただ、あまり主体性のあるキャラクターだと、今度は男性読者の理想から離れてしまう恐れがあります。
 これを防ぐにはどうすればいいのか?
 その答えは割りと近くにありました。
 ようは、フルメタみたいに自己投影型、理想反映型のヒロイン2パターンを出せばいい、ヒロインは一作に1人までなんて決まりはないわですから。
 ただ問題はバランスでしょうね。キャラクターばかりにこだわってストーリーなどがおざなりになっては目もあてられません。
 タイプの違うヒロインを1つの作品にうまく共存させる。一番の難題はこちらの方かもしれませんね。
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